● 怪談浄瑠璃ナイト、満席のお客様にお楽しみいただきました。
こんにちは。常磐津齋櫻(ときわずさいおう)です。
怪談浄瑠璃ナイトは、満席。通常の古典芸能の会とは少し違った、幅広い層のお客様がおこしくださいました。三味線を始めて聴くお客様も3分の一程度、いらっしゃいましたよ。
ピアニストや歌舞伎竹本の演奏者もお見えくださいました。
怪談浄瑠璃ナイトの演奏内容は、以下の通りです。
・福禄童を買い請むとせむ事
作家、平山夢明先生の原作を浄瑠璃化した作品です。お客様によって、印象が違うようです。聞き手や読者の想像力をそそるのが、平山先生の作品のすてきなところです。
味わい深いものでした。
良い雰囲気で聴くことができてたのしかったです
思いがけず最前列に座らせていただき、ガン見してしまいました。
と~っても素敵なライブでしたね~。
ドロドロドロ~と色っぽかったです~。追加公演おめでとうございます!
バージョンアップした「怪談浄瑠璃」是非またお伺いしたいです~
・今宵のような
俗曲です。曲の中には、真っ黒お化けと真っ白お化けが出てきます。お化けなのに、どこかユーモラスで、かわいらしい曲調です。
怪談浄瑠璃に行ってきたよ。
俗曲あり、常磐津節ありの、バラエティに富んだ会で、とても楽しかった!
・忍寄恋曲者(しのびよるこいわくせもの)
通称名は将門、です。常磐津節の代表的な曲です。曲の中に、蝦蟇の妖術が出てくるのです。怪談にピッタリの古典曲、と選びました。普段より怪談めいて演奏しました。
ピアニストの川上敦子さんは、ご友人と共に北海道からお越しくださいました。
川上敦子さんの、昨年のカーネギーホールでのリサイタルは、大成功でした。
情熱的でエネルギッシュな素晴らしい演奏をなさいます。フェイスブックでご紹介をしてくださいました。
常磐津齋櫻さんの怪談浄瑠璃を聴きに、今宵は人形町へ。齋櫻さん初の創作浄瑠璃、平山夢明氏原作の江戸怪談「福禄童を買い請けんとせむ事」では、
齋櫻さんの艶っぽい語りと三味線によって奇怪な話が絶妙な間合で繰り広げられ、
江戸時代にタイムスリップしたかのような不思議な気持ちがいたしました。
続く常磐津の代表曲「将門」でも
ゾクッとさせられる事しきり、暑さもすっかり吹き飛びました。
「怪談のセットはデロデロさせたい」
怪談のセットと着物の製作は、書家MASAYOさんです。そのお言葉通りに会場の装飾をデロデロと行ってくださいました。
怪談浄瑠璃ナイトは、キャンセル待ちのお客様もいました。お越しいただけなかったお客様からのリクエストで、追加公演を行います。
キャンセル待ちのお客様から、既にお申込みをいただきはじめています。
怪談浄瑠璃ナイトの追加公演は、9月24日です。
先行のご予約受付は、本日20時、メルマガ読者様から開始します。