● 人形町・怪談浄瑠璃ナイト追加公演。日本旅館で味わう江戸の怪談浄瑠璃。
こんにちは。常磐津齋櫻(ときわずさいおう)です。
前回、満席で大好評だった怪談浄瑠璃の追加公演が決まりました。
怪談で定評のある作家、平山夢明先生の作品を浄瑠璃としてお聞きいただけます。風情ある雰囲気の中でお聴きいただける怪談の会です。
伝統文化の伝承とおどろおどろしさ床の音とともにミシミシと伝わりました。
江戸怪談浄瑠璃で、江戸の風情を味わえます。
お聴きいただけるのは、3曲です。新作の江戸怪談浄瑠璃・お化けが出てくる俗曲・昔ながらの古典の浄瑠璃です。演奏の内容は、以下の通りです。
・福禄童を買い請むとせむ事
作家、平山夢明先生の原作を浄瑠璃化した作品です。お客様によって、印象が違うようです。聞き手や読者の想像力をそそるのが、平山先生の作品のすてきなところです。
良い雰囲気で聴くことができてたのしかったです
と~っても素敵なライブでしたね~。
ドロドロドロ~と色っぽかったです~。
バージョンアップした「怪談浄瑠璃」是非またお伺いしたいです~
・今宵のような
短くて、かわいらしい俗曲です。曲の中には、真っ黒お化けと真っ白お化けが出てきます。
俗曲あり、常磐津節ありの、バラエティに富んだ会で、とても楽しかった!
・忍寄恋曲者(しのびよるこいわくせもの)
通称では将門、と呼ばれています。常磐津節の代表曲です。曲の中に、蝦蟇の妖術が出てくるのです。怪談にピッタリの古典曲、と選びました。普段より怪談めいて演奏しました。
齋櫻さん初の創作浄瑠璃、平山夢明氏原作の江戸怪談「福禄童を買い請けんとせむ事」では、
齋櫻さんの艶っぽい語りと三味線によって奇怪な話が絶妙な間合で繰り広げられ、
江戸時代にタイムスリップしたかのような不思議な気持ちがいたしました。
続く常磐津の代表曲「将門」でも
ゾクッとさせられる事しきり、暑さもすっかり吹き飛びました。
怪談で江戸時代にタイムリップしたかのような気持ちを味わえます。
人形町・怪談浄瑠璃ナイト追加公演の詳細です。
日にち
9月24日(土)
時間
18時開場、18時半開演
場所
人形町伊東旅館
東京都中央区日本橋人形町2丁目31-3
会場への地図
交通
・日比谷線人形町駅A1出口徒歩3分
・都営浅草線A3出口徒歩3分
・水天宮前駅7番出口徒歩4分
内容
一、江戸怪談浄瑠璃(原作:平山夢明)試演
一、今宵のような(俗曲)
一、将門(常磐津)
怪談浄瑠璃の会の鑑賞料金は2000円(税込み)です。
鑑賞は、事前のお申込みが必要です。