● 江戸怪談浄瑠璃、それはそれは恐ろしいお話でした
こんにちは。常磐津齋櫻(ときわずさいおう)です。
怪談浄瑠璃ナイトでは、創作の江戸浄瑠璃をお聴きいただきました。原作は、作家、平山夢明先生の作品です。今回は、「福禄童を買い請けむとせんむ事」をお楽しみいただきました。
福禄童のお話は、人間の煩悩の愚かさに背筋がぞくっとしました。
今回の試演会で、福禄童を選んだのは、それが理由です。
人間の煩悩の愚かさは、それはそれは恐ろしいものです。お聴きになったお客様は、こんな風に書いてくださっています。
「怖かった。
人の煩悩がその身を滅ぼすという、それはそれは恐ろしいお話でございました」
怪談浄瑠璃ナイトは、好評のため、追加の公演開催が決定しました。